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楽茶会 礼を尽くす喜び
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〈茶室について〉
ここで少し茶室のことをお話しいたします。今は茶室の本も数多く出版されております中で、説明内容が若干異なることがあるかもしれませんが、これは流派や先生の教えなどによってでありますことをご承知おきください。また専門用語が多く出てきますが、できるだけみなさんに分かりやすく進めてまいりたいと思います。 茶道を習ったことがある方は分かりやすいかもしれませんが、客として茶室に入るときは「席入り」から始まります。席入りでは、客がまず表玄関を通り「露ろ地じ」といわれる庭を通って、蹲つくばいで手と口を清めます。そして順に茶室入り、中で床の間やその他の茶道具を拝見します。 この露地を含めた茶室全体の基本となるところは、千利休さんが考案しているのですが、さまざまな意味合いが取り入れられている面白さがあるのです。露地という庭もただ景観のための庭があるわけでなく、この庭の造りはわざと廻り込んだようにしてあります。そこにある蹲の役目は、柄杓を用いて身を清めることにあります。このような一連の流れを通して、人の穢れや煩悩を落とし、俗世から離れることを意味するので
圭介 田村
Jun 112 min read
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